子供の頃から親しんできたまろやかな味が、この何年か前から、特に懐かしくなってきて、美味しくいただいています。
想い出です・・・
小1の頃、名古屋の北区に住んでいました。
家にいると、突然大音響がして外に飛びだすと、見たこともなかった車のスタイルで、オリエンタルカレーの宣伝カーがやってきたのです。
沢山の子供があとを追っかけて(その頃は道路は土だったように記憶しています)車の数も少なかったと思いますが、それでついてゆきました。
近くの原っぱの空き地に止まりました。
女性の歌手がテラスのような所で唄いだしました。
「なつかし~い・・なつかし~い・・」色とりどりの風船の中でボーッとして聴いていました。
この時が多分カレーとの初めての出会いだったかなと思っています。
大人も小人も沢山集まって、オリエンタルカレーの洗礼をうけました。
新しい食の始まりでした。
カレーは一生を通して、食べられる料理ですね。
懐かしく思いだされ、ペンをとりました。
<追伸>
亡くなった祖母も、その頃にしては新しいもの好きで、ヨーグルトの宅配、カレーが好きでした。
頼まれて買い物をしていましたが、今でもあります元祖カレー粉(赤い袋)の封をあける時、当たりのスプーンがありますように・・・と楽しんでいたのを思い出します。
今でも続いているのは本当にすばらしいと思っています。